HOME > 酵母液の作り方 > レーズン酵母

レーズンを使った自家製天然酵母(レーズン酵母)の作り方

酵母の育て方

第4日目(72時間後)

レーズン
  • 大きな泡も出て、発酵が進んでいる。
  • フタを取ると、プシュッと音がする。

第5日目(96時間後)

レーズン
  • 盛んに出ていた泡も収まり始め、レーズンがスカスカになっている。
  • そろそろ完成かな?あと少し待ちましょう。

第6日目(120時間後)

レーズンレーズン
  • 濾して天然酵母液の出来上がり。茶漉しに移して、スプーンなどで押さえ、しっかりと搾り取る。この時点でも下の方から小さな泡がフツフツと出ている。

スカスカのレーズンと酵母液は分けて保管

webで見る(YouTube)

URLが変わります
⇒ 新しいHPはこちら
これを使っています

オイルコートなし。防カビ、防腐剤や一切の添加物、調味料も使用していません。そのまま食べても美味しいので、ついついつまみ食い。

オススメ 書籍

おいしい天然酵母パンが丸ごとわかる本
天然酵母の知識から育て方、パンの作り方を丁寧な説明と写真で紹介します。

楽天ブックス

酵母の育て方での注意点

  • 使用する器具・容器は清潔に保つこと。煮沸消毒して使って下さい。
  • 酵母は40℃以上になると死滅しますので、いきなり煮沸した熱い容器に入れるような事などのないようにすること。パン作りの際も温度に注意して下さい。
  • 酵母はレーズンに含まれる糖分をエサにして、酸素を取り込みながら成長していくので、日に何度かは容器を振って、新しい空気を入れること。容器を振ることでカビ発生の防止にもなります。
  • 酵母液作成途中でカビが生えたり、異臭、ツンッと鼻を突くような臭い(酢のような)がしたら、雑菌が繁殖していますので、新たに作り直してください。アルコール臭や甘い香りがする場合は酵母が上手く成長している証です。
  • 室温が30℃を越えてくると、雑菌が繁殖しやすくなるようですので、特に夏場は涼しい所で酵母を育てて下さい。逆に冬場は酵母の活動が鈍くなります。
  • 従って、酵母は育てる温度に大きく左右されますので、発酵に時間がかかったり、早く発酵したりと、その時々により異なります。(今回は室温22〜24℃で酵母を育てています)
  • 出来上がった酵母液は冷蔵庫で保管して下さい。週に1回ほどビンを振り、フタを取って新鮮な空気を送って下さい。冷蔵庫で1ヶ月以上は生きています。丁寧に継ぎ続ければ、何年も持ちます。
  • この作り方を応用すれば、リンゴやイチゴなど果実を使って酵母液が起こせます。
▲この画面の上へ