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トレハロース

トレハロースとは

トレハロース

写真に見るように、サラサラとしていてグラニュー糖のように見えます。味は砂糖のような甘さは無くすっきりとした甘味です。

トレハロースは動植物や微生物に多く含まれている天然糖質で、その発見は古く、今から約180年ほど前に明らかになっています。しかし、トレハロースの抽出は難しく、ようやく1994年に、株式会社林原が「でんぷんからの量産」に成功しました。トレハロースの大きな特長のひとつとして、水をしっかりとつかまえ、離しにくいという特質があります。また、食品の臭いを抑えたり、色彩を保つなど様々な効果があります。

〔トレハロースの特徴〕

  • トレハロースは、でんぷんから作られる糖質で、甘さは砂糖の45%です。
  • 食品の日持ちをよくします。
  • パン作る際に加えると、焼き上がったパンの保湿性が向上し柔らかさが持続します。
  • レシピの砂糖の割合の30%程度を、トレハロースに置き換えるとあっさりとした甘さに仕上がります。
  • トレハロースは甘味はありますが甘味料とも異なります。砂糖の代用品としてではなく、全く新しい食材と考え使うことをお勧めします。使い方次第で様々な料理に巾が出ると思います。
  • 多くの食品メーカーで採用されている甘味料で、商品の原材料表記を注意して見てみると、数多くの食品に使われていることに気付きます。

[館長の私見]
トレハロースを一度使うともう手放せません。仕上がりのしっとり感、優しい甘さが魅力です。

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